台風10号の進路予想図と最新情報を、気象庁・米軍・ヨーロッパの3予想でお届けしています【毎日最新情報に更新】。大型の台風10号は15日9時50分現在、宇和島市の南南西約60KMに位置して、今後四国地方に上陸、中国地方を縦断予定となっており、災害に繋がる大雨や暴風となるおそれも出ています。

台風10号は、強風域の広さが半径800キロ以上と本州をすっぽり包むほどの「大型」台風です。西日本上陸後は北日本に接近する見込みとなっています。

お盆のUターン時期・レジャーシーズンへの日本列島直撃ですので、米軍(JTWC)台風警報センター、ヨーロッパ中期予想センター、気象庁の3つで進路について確認していきたいと思います。

飛行機に搭乗予定の方は合わせてご覧ください。


台風10号発生

以前より観測されていた台風10号は現在下記の図の場所に位置しています。

15日(木)台風10号は足摺岬の南を時速20キロで北へ進んでいます。最大瞬間風速45メートルと今後の勢力を維持したまま進みます。昼前から昼過ぎにかけて四国地方を通過or上陸、その後は中国地方を縦断し、夜には山陰沖へと進んでいく予想です。

激しい風の範囲は広く、台風中心から離れても非常に激しい雨風となり影響が長く続く見込みです。高波・高潮には十分に警戒の必要があります。

九州〜東海地方などは台風の影響で大気が非常に不安定になり、今後九州や紀伊半島・東海で非常に激しい雨が降ります。15日までの24時間に予想される雨量は多いところで、四国で800ミリ、東海・近畿で500ミリ、関東甲信・九州地方で300ミリ、北陸・中国地方で150ミリだそうです。

なお、台風10号は「Krosa(クローサ)」と名付けられています(カンボジア語で鳥。140個用意されている台風の名前の43番目にあたり、カンボジア提供の名前)。

台風10号 西日本に上陸・縦断へ 影響長く続く

米軍の進路予想と最新情報

下の図は、8月15日現在の、米軍JTWC(米軍合同台風警報センター)の台風の位置と進路予想図です。

なお、図の上部・中央付近に、赤い字で「TS 11W“KROSA”」と書かれてあるものは現在発生している「台風10号」です。

台風10号進路予想図・米軍8/15

台風10号進路予想図・米軍8/15

 

ヨーロッパの進路予想と最新情報

下の図はヨーロッパ中期予報センター【 ECMWF 】の、東アジア・インドネシア地域の進路予想図になります。ヨーロッパの中期予想センターでは10日先まで予報を見ることができ、そちらでは「台風10号」が捉えられています。進路を日を進めて観察してみましょう。

なお、以下は2019年8月14日(日)の21時時点での先数日間の予想になります。台風10号の進路が捉えられています。

2019年8月15日時点:ヨーロッパ進路予想

この時点では日本の四国が渦の中に入ってきます。

 

2019年8月16日時点:ヨーロッパ進路予想

8月16日は以下の状態です。日本海に抜けているように見えます。

 

気象庁の進路予想と最新情報

気象庁での台風10号に対する発表では、超大型の台風10号は8月15日9時50分現在、宇和島市の南南西約60kmにあり、時速20キロで北に進んでいます。15日の21時時点では松江市の北北西約90km位置、16日9時点では日本海に位置し、その後温帯低気圧となり札幌市の北西約150kmに位置します。

台風10号情報 8月15日9時50分現在
■中心の気圧:975ヘクトパスカル
■最大風速:30メートル
■最大瞬間風速:45メートルで中心から半径280キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。中心の東側330キロ以内と西側60キロ以内では
風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の東側600キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風情報(全体)

令和元年 台風第10号に関する情報 第113号 (位置)
令和元年 8月15日09時50分 気象庁予報部発表

(見出し)
 大型の台風第10号は、宇和島市の南南西にあって1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。

(本文)
 大型の台風第10号は、15日9時には宇和島市の南南西約60キロの北緯32度40分、東経132度25分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心の東側330キロ以内と西側60キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心の東側600キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

この台風は15日10時には、宇和島市の南南西約40キロの北緯32度55分、東経132度25分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいるものと推定されます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心の東側330キロ以内と西側60キロ以内では風速25メートル以上の暴風が
また、中心の東側600キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いているものと推定されます。

 台風の中心は、12時間後の15日21時には松江市の北北西約90キロの北緯36度10分、東経132度40分を中心とする半径60キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。 

24時間後の16日9時には日本海の北緯39度35分、東経134度50分を中心とする半径90キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は980ヘクトパスカル最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
 台風はこの後、温帯低気圧に変わり、48時間後の17日9時には札幌市の北西約150キロの
北緯44度00分、東経140度00分を中心とする半径170キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は984ヘクトパスカル最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
 なお、台風や温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

今後の台風情報にご注意下さい。

日本・沖縄への影響は?

米軍台風警報センター、ヨーロッパ中期予想センター、気象庁、のいずれも台風10号に関しての進路は日本への上陸が予想されています。九州・四国のみならず東海をはじめ北日本まで雨風の影響があり全体的に天候不安定になります。落雷や突風、そして沿岸では波もとても高くなりますので、夏のレジャーを計画されている方は今後の予報に十分にご注意ください。

海はかなりしけるものと思われます。波は高く、うねりも強く、本州への影響もでてくるものと思われます。今回の台風10号に関しては今後進路が変わる見通しもありますのでご注意ください。

飛行機への搭乗予定の方はご覧ください。

まとめ

大型で強い台風10号はこれから数日にかけて強い勢力を保ったまま日本列島へ影響を及ぼすものと予測されます。

なお、進路予想はあくまで予想ですので他の台風と影響しあって予想が大きく変わる可能性もあります。引き続き注意したいと思いますが、夏は台風発生のシーズンですので日頃からも天候の変動などに注意し、備えておかれることをおすすめします。

また、台風にならなくとも熱帯低気圧でも悪天候になる場合がありますので、旅行やレジャーにお出かけになるご予定がある方は、くれぐれも天候の変化にご注意の上、十分な装備等を持っておでかけください!

引き続き観測していきたいと思います。

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