台風21号(ブアローイ)が発生し進路が警戒されています。気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパ中期予報センターから今後の進路予想を比較し、東京(関東)・大阪(関西)への上陸の可能性と影響について追っていきたいと思います。

台風21号は台風20号とダブル台風と言われますが、台風20号と秋雨前線などの影響もあり、進路が変わる可能性があります。今後注意して見ていきたいと思います。


台風21号2019進路予想は?

台風21号の進路予想図を各機関からまとめてみました。比較しながら見れるようにまとめています。完全な上陸についての発表はありませんが、日本列島にはだいぶ近く様子が見て捉えられます。

気象庁

気象庁による台風21号の発表は10月20日12時55分現在、トラック諸島近海にあるとされています。大きさ、強さともにだんだんと勢力を増していく見込みとなっています。

台風21号情報 10月20日12時55分 発表
■存在地域:トラック諸島近海
■中心気圧:990hPa
■最大風速:25メートル
■最大瞬間風速:35mメートル

台風21の進路・気象庁210/20

台風21号のルートは上記の進路図のようで発表されていますが、24日9時頃には強い台風となって小笠原近海に位置し、日本に近く頃には「非常に強い」台風となっています。日本列島への上陸の可能性はまだわからないようで、数日経つと進路が変わる可能性もありますので要注意です。

・21日00時の予報:マリアナ諸島
・21日12時の予報:マリアナ諸島
・22日09時の予報:マリアナ諸島
・23日09時の予報:マリアナ諸島
・24日09時の予報:小笠原近海
・25日09時の予報:日本の東

米軍

米軍台風警報センターJTWCでは、台風21号ブアローイについて以下位置にあると20日午前2時時点で発表しています。赤い文字で「TS22W BUALOI」とあるのが台風21号ブアローイです。(その左側にあるTY21Wはダブル発生している台風20号です。)

台風21の進路・米軍210/20

進路図も発表されています(20日の12時時点)。日本列島へ進んできたあとのルートが気になりますが、まだ数日間あるため今後の東京(関西)、大阪(関西)への上陸の可能性は定かではありません。

台風21の進路・米軍10/20

ヨーロッパ

ヨーロッパ中期予報センターでは(ECMWF)というサイトでは、台風の進路について10日先まで天気図を確認できます。ただ予報のため変わる可能性もありますが、大まかな変化を捉えるのに便利なサービスですので「東アジア」エリアについて見ていきたいとおもいます。(10月11日9時時点の観測)

なお、以下の通り風速を色で確認できます。(「黄色:10M」「黄緑:15M」「緑:20M」「濃い緑:25M」)

10月22日

画像右下の小さな緑の渦が台風21号です。

1020時点10/22

10月23日

1020時点10/23

10月24日

1020時点10/24

10月25日

日本列島へ近づきますが、関東・関西への上陸はなく太平洋側に外れているようです。

1020時点10/25

 

10月26日

1020時点10/28

 

10月27日

1020時点10/27

現在地はどこ?

風や大気の流れを視覚的に捉えることで台風の現在地を見ることができる「Windy」では、現時点ではまだ台風21号は近づいていません。

画面の右上の「+−」ボタンで位置を拡大縮小して見ることができる、画面下のバーで時間軸をずらすことが可能です。実際に拡大して日付を進めると台風21号が近づきますが日本には上陸せずに外れていくようにみえます。

※WindyはGFSモデル、ECMWFなどから天気予報データを取得しています。

東京・大阪への上陸の可能性は?

気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパ中期予報センターのいずれを見ても、現段階ではまだ東京・大阪への上陸の可能性は定かではありません。

ヨーロッパの中期予報センターの進路予想では、東京・大阪方面への上陸はなさそうですが、まだこのあと進路が変わる可能性があるので要注意です。

現在は台風20号、そして秋雨前線が日本列島付近にいることから、互いに影響しあっていくものと思われます。台風21号はこのあとさらに発達して小笠原諸島へと近づいてきますので、数日間の間に大きく進路が変わる可能性もゼロではないので注意していきましょう。

なお、台風が上陸せずとも雨風が強くなったり、波が高くうねる場所も多数あります。未だ台風19号の被害が残る地域もありますので、十分に警戒して過ごしていくことをおすすめいたします。

おすすめの記事