台風9号のたまごであった熱帯低気圧がフィリピン近海で台風9号(レキマー)となり、7日9時現在沖縄の南にあり、北北西へゆっくり進んでいます。8日9時には石垣島の南南東約280kmに位置する模様です。

大型で強いとされる台風9号の中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は35m/s。台風進路の海域は猛烈なしけに厳重注意とのことです。ほかにも台風10号も発生してダブル台風となっており、警戒が必要とのこと、米軍・ヨーロッパ中期予報センター・気象庁の進路図を詳しく確認して行きたいと思います。

レジャーシーズンである今、日本各地への影響はどうなるか、などご参考ください。


台風9号発生

台風9号「レキマー」(「レキマー」は、ベトナムが用意した名前で、「果物の名前」だそうです。)は熱帯低気圧に変わった台風8号に比べてサイズが一回り大きいそう。

台風9号は台風8号と比べてサイズが一回り大きく、強風域の直径が880キロという大型台風になる気配されていました。今後はさらに発達して北〜北西方向へ進み、8日(木)〜9日(金)に沖縄近海に達すると予想されています。その頃には最大風速60メートルに達するほどの強い台風になる見込みとのことで注意が必要です。

9号拡大(2019年08月07日 09時現在)

米軍の進路予想と最新情報

下の図は、米軍JTWC(米軍合同台風警報センター)の台風進路予想図になります。赤字で「TD10W“LEKIMA”」と書かれているものが「台風9号」になります。(その右側にある、TS011W KROSAと書かれたものは現在発生している台風10号です。)

台風9号・進路予想図・米軍

以下が台風9号に関して、米軍が出した進路予想図情報です。「09/00Z」とあるのは8月9日00時を示していますが、アメリカ時間になるのでこれに9時間を足して「8月9日9時」時点の位置になります。ちょうど石垣島付近を台風の中心が通過する予想のようですね。

台風9号・進路予想図・米軍2

 

ヨーロッパの進路予想と最新情報

ヨーロッパ中期予報センター【 ECMWF 】の、東アジア・インドネシア地域の進路予想図は以下の通りです。ヨーロッパ中期予想センターでも台風9号の姿を捉えています。8月7日現在の10日間予想情報が見れますので追ってみました。

2019年8月8日:ヨーロッパ進路予想

8月8日には赤く囲った位置に台風9号が位置する予想になっています。台風10号も近くにいますが図面左下が台風9号になります。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ

 

2019年8月9日時点:ヨーロッパ進路予想

8月9日時点の予想では、台風9号の渦が石垣島を囲っています。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/9

 

2019年8月10日時点:ヨーロッパ進路予想

8月10日時点では大陸の方へ抜けていますが、以前雨風の影響はありそうです。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/10

2019年8月11日時点:ヨーロッパ進路予想

8月11日時点ではほぼ台風9号は通過しているものと思われます。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/11

2019年8月12日時点:ヨーロッパ進路予想

連休初日である8月12日の段階では台風10号が日本列島に近づいています。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/12

 

2019年8月13日時点:ヨーロッパ進路予想

8月11日(日)は南西諸島が暴風域に入るようです。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/13

 

2019年8月14日時点:ヨーロッパ進路予想

8月14日では台風10号が西日本を覆っていますがだいぶ円の渦も弱くなっているように見受けられます。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/14

 

2019年8月15日時点:ヨーロッパ進路予想

8月15日時点です。

台風9号・10号・進路予想図・ヨーロッパ8/15

 

気象庁の進路予想と最新情報

気象庁でも台風9号に対する情報の発表が出ています。大型で強い台風9号は8月7日12時40分現在、沖縄の南の海上にあり、北北西にむかってゆっくり進んでいます。8日の12時時点では石垣島の南南東約250kmに位置して「非常に強い」台風となっており、9日9時の時点では、与那国島の北西約30kmに達する見込みです。10日の朝9時には東シナ海に抜ける予想です。

台風9号情報 8月7日12時40分現在
■中心の気圧:955ヘクトパスカル
■最大風速:35メートル
■最大瞬間風速:50メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風情報(全体)

令和元年 台風第9号に関する情報 第17号 (位置)
令和元年 8月 7日12時40分 気象庁予報部発表

(見出し)
大型で強い台風第9号は、沖縄の南を
ゆっくりした速さで北北西へ進んでいます。

(本文)
大型で強い台風第9号は、7日12時には
沖縄の南の
北緯20度35分、東経128度00分にあって、
ゆっくりした速さで北北西へ進んでいます。
中心の気圧は955ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は35メートル、
最大瞬間風速は50メートルで
中心から半径110キロ以内では
風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心から半径500キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心は、24時間後の8日12時には
石垣島の南南東約250キロの
北緯22度25分、東経125度10分を中心とする
半径90キロの円内に達し、
非常に強い台風になる見込みです。
中心の気圧は935ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は45メートル、
最大瞬間風速は60メートルが予想されます。
予報円の中心から半径310キロ以内では
風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

今後の台風情報にご注意下さい。

日本・沖縄への影響は?

今回の台風9号はとても大きい台風で最大瞬間風速50メートルに達する見通しとのこと。また沖縄・南西諸島への影響は確実にある予想となっています。なお、ウェザーマップの予想によると、

その後、沖縄付近からの進路はまだかなり不確実で、計算がかなりばらついている状況ですが、最悪は今週末からの3連休に本州付近へ進み、大きな影響が出るおそれがあります。

とのことですので、進路についてはこの後の予報をよくチェックする必要があります。なお、今後日本の東の海上に台風10号も発生しており、互いに影響しあって進路がどうなるかもかなり不確実となっています。くれぐれもご注意ください!

台風10号に関する記事はこちらになります。

まとめ

8月7日現在の台風9号について、米軍、ヨーロッパ、気象庁の進路図をお伝えしました。

日本の沖縄・南西諸島には今後3連休にかけてかなりの影響があるものと予想されます。帰省やご旅行などにお出かけの際はくれぐれもご注意ください。また直接的でなくとも影響がある地域もあります。レジャーなどにお出かけの際にも急な天候の変更に備え、また十分な装備を持っておでかけください!

引き続き観測していきたいと思います。

おすすめの記事