いよいよ甲子園が熱く揺れる季節・高校野球2019年夏が開幕して熱い戦いが繰り広げられています!全国高校野球選手権大会、記念すべき令和元年の16日間に渡る熱い闘いは大きな感激感動を生んでくれるはず!予選ではまさかの敗退なども多数あり、また奇跡の勝利もありましたね。だから高校野球は面白い!と改めて感じた筆者です。
そこでいよいよ開幕する、
・高校野球2019夏の優勝候補予想や注目選手
・歴代優勝候補
についてもまとめてみました!今年はどこが頂点を制するのか、目が離せない!
目次(↓クリックで好きなところから読めます)
高校野球2019夏の優勝候補予想と注目選手!
高校野球2019夏の日程
【開幕】 2019年8月6日(火)から16日間
【抽選日】 2019年8月3日(土)
高校野球2019夏の優勝候補予想!
予選で注目されたのはプロ大注目のピッチャー「四天王」のいるチームでしたが、大船渡(岩手)をはじめまさかの敗退。残るは奥川恭伸(星稜)の1校となりました。大船渡は予選時の優勝候補校に挙げていましたが、ここで入れ替えを。野球はピッチャーの影響はとても大きくとも、でもピッチャー一人だけでどうにもならないというのも野球の魅力だと改めて感じさせてくれた予選でした・・・。
今年の夏は急激に暑くなった背景からも選手たちの肉体負担は大きいものと思います。そして特に投手陣への負担がかかるであろうことからも、打者達に注目してみたいと思います!
星稜(石川)
星稜の投手陣はプロ注目の右腕エースであり四天王の1人、奥川恭伸選手を中心に注目されています!まずは予選、6月2日、砺波工との春季北信越大会1回戦で星稜が6対0と完勝、先発の奥川選手は打者21人に2安打無四球6三振で無失点。8割近いストライク率はプロでも少ないそうですね。
また、他にも中学時代に日本代表(軟式)に選ばれた2年生の萩原吟哉投手、大型右腕として注目される寺西成騎投手、寺沢孝多投手などが控え投手におり、かなり層が厚い投手陣に期待が集まっています!打撃陣も全国トップクラスと言われているのでこちらにも期待を!
・・・とここまでは予選前の予想でしたが、ここからは予選を踏まえての予想です!
やはり奥川恭伸選手の完成度の高さ、勝負強さがこの決勝でも白星を挙げていくだろうと感じています!石川県大会優勝を決めた後、涙のインタビューとなり相当な重圧を抱えていただろうことは理解できました。それでも勝ち抜いたのはすごい!あとは故障しないで欲しい・・・という願いです。でも星稜高校の強さは奥川選手だけではないところです。攻撃陣の控え、そして打者陣も強い、そこが勝利のポイントになるはず!
さあ、高校野球シーズン。奥川恭伸(星稜)の最後の夏(楊順行) https://t.co/aUCLu5eEw0
— mayumin 🌟 (@mayumin_aloha) 2019年7月2日
明石商業(兵庫)
今年の春の選抜で準決勝まで勝ち上がり、ここ近年急成長。公立高校ながら豪私立並みの戦力を保持する注目校。注目選手は選抜でも圧倒的活躍をしたトップバッター来田涼斗選手。U18日本代表候補にも選ばれており、俊足と巧みなバットコントロールが特徴。投手も2018年の夏の甲子園で1年生で最速140キロ台の速球を出した右の本格派・中森俊介選手を中心に、打・守両方のバランスは全国トップクラス!
・・・とここまでは予選前の予想。ここからは予選を受けての予想です。
何と言っても兵庫大会の決勝で、追い詰められた最終回に逆転勝利!と粘って勝利を掴んだことがポイント高いです。精神的に「諦めない」こと、そしてそれによる成果を掴んだチームは強いはず。
投手陣は最速149キロのエース・中森俊介選手(2年)の活躍で、来田&中森の2年コンビが活躍してくれるはず!手堅い野球を見せてくれそうです。
(2019.3.27)
第91回選抜高等学校野球大会
明石商業(兵庫)-国士舘(東京)来田涼斗選手#明石商業 #来田涼斗 #センバツ pic.twitter.com/QD31O2RJ8f
— SHIGECHI (@OSAKATOIN_SGC) 2019年5月13日
中森俊介(明石商業②)
130球を超えたこの場面146kmインズバ pic.twitter.com/YIUn1MBhC2
— F (@_F_8_9_) 2019年3月31日
東海大相模(神奈川)
強打者が揃っており完成度が高いチームとして注目を浴びています。超強力打線の中心は2年生ながら高校通算37号本塁打を放っているスラッガー西川僚祐(2年)選手。投手の怪物が大船渡の佐々木朗希選手ならば、打者の怪物候補はこちらの西川僚祐選手と言われるほどでした!
と、上記は予選前の予想でした。ここからは予選を踏まえての予想です!
今回改めて優勝を予想させたのは、なんといっても激戦区の神奈川を勝ち抜き、そして「決勝戦での24得点」という驚異的な攻撃力!!日大藤沢を決勝戦において24ー1で打ち勝つとはすごいですよね!
また、東海大相模は投手陣は特出した誰かというわけでなくとも、非常に個性豊か、バリエーション豊富な投手陣が揃っていること。1人に頼り負担をかけることなく、相手に合わせて良いカードを切ればかなり頼もしい結果を出してくれるはず!
こういった、様々な選手が日の目を浴び、活躍する様子がチームワークを促進して盛り上げてくれそうですね!そして過去に出場経験もあり、精神的に優勝へのベースができていることも当然大きいはずです。また4年ぶり、というところがある意味再チャレンジ!として程よいプレッシャーだと良いなぁと筆者は思います・・・!
2年生ながら高校通算37号本塁打を放っているスラッガー・西川 僚祐(東海大相模)
すでに岡本和真のようなスラッガーになりそうな予感https://t.co/G7tOO6BejY#高校野球 #ドラフト— 高校野球ドットコム (@5589com) 2019年6月8日
智弁和歌山(和歌山)
甲子園の常連校であり、5季連続、夏は3年連続である智弁和歌山。やはり常連というだけあって、選手陣の経験豊富さはピカイチだと思います。そこに加え中谷監督を中心とし、「強打の智弁和歌山」が戻ってきた!という印象がチームを盛り上げている気がします。
注目選手は主将である黒川史陽選手(3年)。軽々と長打を打てるパワーもありながら、非常に確実性が高く、好投手相手でも対応能力が高いとしてプロも注目!
この黒川選手を先頭打者に置くスタイルはまさに打ち勝つ智弁和歌山!とう超攻撃型ともいえるスタイルです。決勝戦での黒川選手の先頭打者ホームランはまさに圧巻!でしたね!
また、ピッチャーは、エースピッチャーの池田陽佑君も注目されています。今春の選抜から球速も8キロほど上がっているようで、最速のストレート149キロ、と150キロ台も夢ではないそう!
常連校
夏の高校野球・歴代優勝校について!
今年で101回を迎える全国高校野球選手権大会、歴代優勝校を過去20年で振り返ってみましょう!左が優勝校です!
【回 開催年 優勝校 ×対戦校(準優勝校)】
第80回 1998年 横浜(東神奈川)×京都成章(京都)
第81回 1999年 桐生一(群馬) ×岡山理大付(岡山)
第82回 2000年 智弁和歌山(和歌山)×東海大浦安(千葉)
第83回 2001年 日大三(西東京)×近江(滋賀)
第84回 2002年 明徳義塾(高知)×智弁和歌山(和歌山)
第85回 2003年 常総学院(茨城) ×東北(宮城)
第86回 2004年 駒大苫小牧(南北海道)×済美(愛媛)
第87回 2005年 駒大苫小牧(南北海道)×京都外大西(京都)
第88回 2006年 早稲田実(西東京)×駒大苫小牧(南北海道)
第89回 2007年 佐賀北(佐賀)×広陵(広島)
第90回 2008年 大阪桐蔭(北大阪)×常葉菊川(静岡)
第91回 2009年 中京大中京(愛知)×日本文理(新潟)
第92回 2010年 興南(沖縄)×東海大相模(神奈川)
第93回 2011年 日大三(西東京)×光星学院(青森)
第94回 2012年 大阪桐蔭(大阪)×光星学院(青森)
第95回 2013年 前橋育英(群馬)×延岡学園(宮崎)
第96回 2014年 大阪桐蔭(大阪)×三重(三重)
第97回 2015年 東海大相模(神奈川) ×仙台育英(宮城)
第98回 2016年 作新学院(栃木)×北海(南北海道)
第99回 2017年 花咲徳栄(埼玉)×広陵(広島)
第100回 2018年 大阪桐蔭(北大阪)×金足農(秋田)
令和最初の勝者はどこになるのか!?今年も目が離せない夏の高校野球2019!
トップを目指した熱い闘い、汗と涙の大会、ぜひお見逃しなく!